トルコリラは「買い」なのか?今話題の通過を徹底検証!

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はじめに

連日ニュースを騒がせている、今最も注目の通貨トルコリラ。

トルコリラに関しては、南アフリカランドと並んで政策金利が高いため、スワップポイントを得るために最適な通貨として、以前からトレーダーの間では有名でした。

今回の暴落により、一般人にもその存在が認知されるようになり、ますますホットな通貨です。

現在のトルコ政策金利は、驚愕の17.75%

これは、たとえば、100万円分トルコリラを買って1年間保持していた場合、

1年後にスワップポイントだけで17万7500円得られる計算になります。

2位のメキソコペソの金利が7.5%、3位のブラジルレアルと南アフリカランドが6.5%なので、その破格の金利を実感いただけると思います。

なぜトルコリラはここまで高金利なのか、そして、現在トルコリラは本当に買いなのかを探っていきたいと思います。

なぜトルコリラは高金利なのか?

本題に入る前に、まずどのような通貨の金利が高く設定されるのか、説明したいと思います。

高金利通貨≒高リスク通貨

外国為替において、ある国の通貨というのは、株の銘柄や不動産物件のような投資対象です。

あなたが投資用の物件を選ぶとき、何度も倒産危機を起こしている新興の不動産会社と、何十年も続く伝統ある不動産会社のマンションのどちらを選ぶでしょうか?

おそらく、賢明な投資家であれば、後者を選ぶことでしょう。

なぜならば、後者は、資金回収の見込みが高いからです。

つまり、投資対象としての「信用」があるのです。

通貨の場合もこれと同じで、日本を代表とした多くの先進国の通貨に「信用」がある一方、

政情が不安定で、失業率が高く、国家としての信用性が低い発展途上国や新興国は、この「信用」が高くないのです。

そのため、信用性の低さというハンデを覆し、なんとか通貨に投資してもらう(=買ってもらう)ために、政策金利を高く設定し、外国からの資金調達を目論むのです。

トルコリラが高金利な理由

トルコが政策金利を高く設定しているのも、対外的に資金を集めるためです。

南アフリカの場合は、鉱物資源が豊富であるため、外国から資金を集めやすい面があるのですが、

トルコの場合は、産油国に隣接していながら、原油が産出されないため、外貨獲得には、それ以外の方法を考える必要があったのです。

トルコリラは"買い"なのか?

結論から言うと、「買い」ではあるが、今はまだその時ではない、といったところです。

なぜ"買い"なのか

基本的に、国際的にそこそこ流通している通貨が、ここまで高金利になることは稀です。

長らく、トルコリラや南アフリカランド、その他高金利通貨は、6~7%台の金利を維持してきました。

10%を大きく超える金利になることは、ほぼなかったのです。

もちろん、今後、通貨価値の上昇に伴って以前の水準まで政策金利が引き戻される可能性はあるでしょうが、それでも高金利であることに間違いありません。

また、現在トルコリラが市場最安値を更新し続けていることも長期的な視野で見た場合プラスの材料です。

というのも、今後、トルコリラが上昇局面に入った後は、最安値付近で手に入れたリラを保持できるため、スワップポイントと為替差益の両方手に入れられる可能性が高いからです。

トルコリラは、現在の状況を鑑みつつ長期的視野に立てば、十分「買い」の選択肢を持つべき通貨だと言えるでしょう。

今はエントリーするには時期が悪い?

さて、それでは、なぜトルコリラを買うのは今ではないのでしょうか。

それは、トルコリラ円の月足チャートを見ればわかります。

トルコリラはじわじわ下降し続け、上述したように、市場最安値を毎日のように更新しています。

つまり、長期的なトレンドで見ると、依然下降路線で、かつ最安値の更新も日常的にされているような状況ですので、まだまだ下がる可能性があります。

現在トリコリラ円は、およそ15円台後半ですが、ここからさらに10円台前半、もしくは一桁台にまで達する可能性はゼロではありません。

名だたる投資家や証券会社のプロフェッショナルたちも、30円が底だ、25円が底だ、20円が底だ、と予想を更新し続けていますが、いまだに下落傾向に歯止めがかかりません。

これが、私が、今すぐにはトルコリラを買わない理由です。

今トルコリラを買ってしまうと、得られるスワップポイント以上に、為替差損で損失を出してしまう確率が高いのです。

いつ買えば良いのか?

ではいつ買えば良いのか。

これは、明確にトレンドが上昇傾向に転じてからでOKです。

具体的には、大陽線が出現する、もしくは日足で陽線が3本以上連続したら、といったところが目安になるでしょう。

どうせ大底で買おうが、底から2,3円上昇したところで買おうが、最終的に得られる利益はほとんど変わりません。

であれば、最安値をつかもうと、焦って買った挙句、結局損切りして泣きを見るのではなく、

確実に「上昇傾向に転じた」と判断してから買いを入れた方が得策と言えるのです。

少し上昇したからといって焦って買わずに、状況を見極めて、冷静な判断をしましょう。

トルコリラへの投資で注意すること

今まで書いてきた通り、トルコリラは非常に夢のある通貨です。

しかし、それと同時に、非常に高リスクな通貨でもあります。

何と言っても、10年前には90円以上あった通貨が、今や15円をつけるほどになっているのです。

最近では、前日比20%減も記録しました。

もはや何が起こるかわかりません。

ギリシャのように、国自体がデフォルトに陥ることだってあり得ます。

トルコリラに限らず、新興国の通貨は、先進国の通貨に比べて流動性が高く、リターンの期待も大きいですが、その分リスクも大きいことは必ず理解しておいてください。

また、現在トルコリラを取り扱う業者と契約していない、もしくはそもそもFX用の口座を持っていない場合は、早めに口座開設の手続きだけは済ませておきましょう。

取引をする・しないにかかわらず、いつでも取引ができる口座を持っておくことは、チャンスを逃さないために重要です。

まとめ

・トルコリラは"買い"だが、エントリーは明確に上昇傾向に転じてから

・得られるスワップはかなりの水準だが、高金利通貨特有のリスクを理解しておこう

・来たるビッグチャンスに備えて、FX口座は開設しておこう

トルコリラを取引するならこの業者!

以下に、トルコリラを扱う業者を載せておきます。

FXでは、メインの口座とサブの口座、少なくとも2つは開設しておくと良いでしょう。

メインでは、ドル円などの人気通貨ペアを取引し、サブでは、通貨ペアが多い業者の口座を開設し、マイナー通貨でスワップポイントを狙うなどの戦略が考えられます。

以下の「ヒロセ通商」は、通貨ペアが多いことに加え、スプレッドの狭さ、また1000通貨から始められることから、初心者にも人気があります。

私も使っていますが、スマホのアプリが見やすくて快適に取引ができ、重宝しています。