トルコリラ急騰!エントリーするなら今?

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トルコリラの、現在(8月16日〜8月17日)の状況。

813日(月)に記録した15円台前半の史上最安値から4日連続で上昇中。

816日(木)現在、19円を突破し暴落前の20円をうかがう勢いです。

Investing.comInvesting.com 日本 によって機能された外国為替チャート。

 

今日の記事では、ここ数日のトルコリラの急上昇とエントリー時期について調査してみたいと思います。

 

▷この記事を読むとわかること

 ・トルコリラの上昇理由

 ・エントリー(買いオペレーション)の時期

上昇の理由

ここ数日、トルコリラは上昇基調で、堅実な歩みを見せているように思えます。

この上昇の理由は一体何なのでしょうか。 

理由1. カタールが150億ドルの直接投資を約束

8月15日のブルームバーグ報道によると、

カタールのタミム首長とトルコのエルドアン大統領が、カタールの首都アンカラで会談し、

カタールがトルコに合計150億ドル(16000億円)の直接投資を行うことで合意したとのことです。

トルコ政府関係筋によると、これらの資金はトルコ国内の銀行や金融市場に回るそうで、

この報道がトルコリラ高を後押ししていることは間違いなさそうです。

理由2. セリングクライマックスからの反転

単純な見方であれば、セリクラからの反転とも言えるでしょう。

ここ最近のトルコリラ安は、やや加熱しすぎた感もあります。

市場関係者が冷静になったところの反転とも見ることができます。

ただし、セリクラと言っても不完全燃焼感があるのも事実で、

大方の投資家の予想では、10円台前半、もしくは10円を割る可能性すら指摘されていました。

そのことを考えると、本当の意味でのセリクラはまだなのでは?と考えてしまいますが、

トルコリラに関しては、多くの投資家が予想を外しており、確実なことは言えません。

一旦は、売り目線が一段落してからの反転と考えることができるでしょう。 

理由3. 米国債の売却自国通貨買い?

こちらもブルームバーグです。

15日に発表された米財務省の報告書によると、トルコの米国債保有高は、1-6月で42%減少しました。

これにより、米国債主要保有国リストからトルコが外れています。

米国債と言えば、もともと米国債の一大保有国であったロシアも、近年は米国債保有高を大きく減らしていますね。

アメリカと対立するトルコですが、現在はロシアにも接近しています。

この辺りの出方については、これまでのロシアを参考にしているのかもしれません。

米国債売却によって得られた資金がどう使われるのかわかりませんが、

トルコ中銀による自国通貨買いの可能性もあります。

まあ、これ自体は単なる憶測でしかないのですが、

中銀による自国通貨買いという噂トルコリラを押し上げている可能性もあります。

今すぐトルコリラを買うべきか?

ここ数日の力強い押し上げと、上にあげたいくつかのトピックを考えると、

そろそろ買いでエントリーしたくなってくると思います。

日足陽線は3日続いていますし、短期的には上昇傾向に乗る公算も十分あります。

超えるとすれば今週中に20円にはタッチするのではないかと考えています。

結論から言うと、損切りラインを浅めに引いておけば、この辺りで入るのは悪くないと思います。

ただ、アメリカとの関係では、まだ安心できない点がありますので、念のため触れておきます。

牧師が解放されても制裁解除なし

サンダース米大統領報道官は、15日の記者会見で、

米国人牧師の解放が実現しても、トルコからの鉄鋼やアルミニウムにかかる追加関税は引き下げない

と明らかにしました。

 

そして、そもそも追加関税は、「国家安全保障のために一定水準の鉄鋼生産を維持するため」の策だと述べていますが、これは苦しいでしょう。

米国としては、追加関税については、「制裁」との認識を持たれたくない、

つまり、今回の通貨安の原因が、米国にもあると責任追及されることを嫌った形です。

繰り返して言いますが、今回の通貨危機は、未だ最終的な決着を見ていません。

今後上昇がストップし、再度最安値を目指していく方向性も十分あり得ます。

そうなると、もはや問題はトルコ一国だけの問題にとどまらず、ヨーロッパ圏にも波及、そこから世界的な不況に陥る可能性もあります。

なので、最終的には、米国とトルコの関係次第ということは覚えておいてください。

 

とはいえ、この報道が出てからも、トルコリラの上昇傾向に陰りは見えないため、

市場関係者にとっては、この程度織り込み済みというところでしょうか。

悪化しきった米国とトルコの関係には、それほど打撃を与えなかったようです。

※ちなみに、トルコ閣僚の米国内の資産凍結は解除する可能性があるとのことです。 

牧師が解放されなければ追加制裁も? 

また、14日には、1週間以内に米国人牧師が解放されなければ、更なる追加制裁に踏み切ると米高官が述べました。

8月21日時点で、米国人牧師が解放されておらず、米国によるさらなる追加制裁の発動

となった場合、 上昇傾向も水を差される可能性があります。

 

エルドアンもトランプも、マッチョのため、宥和が行われるとしたら

どちらからの歩み寄りで、どのような形で行われるのか想像がつきません。 

11月には米中間選挙もあるので、トランプ側が折れることはなさそうだなと思います。

かといって、エルドアンは語調を全く弱めませんし、ロシア、イラン、クウェート、カタールなどの周辺国との関係を強化して、米国に対抗するブロックを築きつつあります。 

ありうるのは、制裁の掛け合いと関係硬直化。

こうなってくると、お互い政治的にも経済的にもそれほど影響を受けない変わった対立関係が成立するかもしれません。

まとめと展望

正直トルコと米国の関係には、ほとんどポジティブな材料が見えないのですが、

記事に書いた様々な要素によって、じわじわトルコリラが上昇しているのが事実のようです。

政治問題は予想するのが難しく、さらに現在のトルコと米国の関係は複雑なのですが、

硬直化の入り口に立っており、もしかするとそれほど影響を与えなくなる可能性があります。

 

「エントリーするなら今!」と言っても良いかもしれません。

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