ボディメイクはこの一冊から。岡田隆『無敵の筋トレ食』は肉体改造の教科書

こんにちは、マスラオです。

「筋トレしているのに、体が大きくならない」

「筋トレしているのに、全然体重が減らない」

こんな悩みを抱えている方、いないでしょうか。

実は私も、もう3年くらい筋トレをやっているのですが、

思うように体が仕上がっていかず、もどかしく思っている人間の一人です。

今回紹介する岡田隆著『無敵の筋トレ食』は、

目から鱗の食事管理理論で、今までの固定観念が粉砕されます。

上記のような悩みを抱える方に、ぜひ読んで欲しい一冊です。

 

ボディメイクは、食トレがほぼすべて

ボディメイクに関する誤解としてありがちなのが、

「理想の体に近づけるためには、筋トレがもっとも重要で、食べるものはその次」

という考え方です。

筋トレが重要なこと自体は間違っていないのですが、

実は、食トレ(=食事)も筋トレと同じくらい重要だと岡田氏は指摘します。

 

そもそも、あなたがトレーニングをするのは週何回でしょうか。

一方で、あなたが食事をするのは週何回でしょうか。

 

普通に食べていれば、1日3回×7日間なので、最低21回は食事をしているはずです。

ということは、「ボディメイク」という視点に立てば、

筋トレよりも、食トレが体に影響を及ぼす割合がはるかに大きいことがわかります。

 

何年も筋トレをやっているのに体が変わらない人たちは、

毎食摂る食事の重要性についてあまり意識していないのではないか

と岡田氏は指摘します。

 

筋トレ&食事の目的は何か

私も読んでいてなるほどと思ったのですが、

筋トレすること自体が目的化してしまい、

筋トレの内容や、目的については次第に何も考えなくなっていました。

食トレについてはなおさらです。

体重を増やすためには食べて、減らすためには食べなければいいんだろう程度の意識しかありませんでした。

 

「筋トレをしている自分」に満足してしまっていたのです。

 

ここで、岡田氏は、筋トレの目的が何かを今一度きちんと考えようと言います。

 

バルクアップして、男らしいたくましい肉体を作りたいのか。

女性だったらウエストを絞ってスリムな体型を作りたいのか。

 

目標としている体は、一人一人違うはずです。

 

目標にあったトレーニング・食事をしなければ体が変わっていかない or 違った方向に変わってしまうのも当然で、

だからこそ、自分のなりたい体を明確にしておくことは重要なのです。

 

何を食べれば良いのか、具体例が豊富で嬉しい

この本は、「目標を定める」というところから一歩進んで、

岡田氏自身が普段どういったものを食べているかや、どの時間にどれだけ食べているかなど、

ボディビル大会で華々しい戦績を持つ岡田氏の実体験が詳細に書かれています。

 

おそらく、筋トレを本格的にやろうと考えている、初心者と中級者の間くらいの人は、

何をしたら憧れている人の体に近づくことができるのか、

トレーニングの仕方はわかったけど、他に何をすれば良いのかがわからないと思います。(私自身もそうでした)

 

この本では、岡田氏自身が食トレとして実践していることや、

ボディメイクを行う上で「良い」とされている食材などを、

栄養成分や最新の科学理論に基づいて多数紹介してもらえます。

 

もちろん、個人によって合う合わないはあるのですが、

筋トレ初心者から脱皮して、食事のことを真剣に考えてみるフェーズに入ったトレーニー達にとって、

この本は、最初の教科書的な位置付けで使えます。

 

コンビニ飯でボディメイクはできる

岡田氏はボディビル大会に出場している選手とは言え、

普段は大学で働いている一般的なサラリーマンです。

時間的制約から完全に自由になれるわけではない岡田氏が、

どのようにしてボディメイクを行うための食事を用意しているのか垣間見ることができます。

 

岡田氏はよくコンビニを使うのですが、

コンビニは、カロリーの高い・脂っこいものばかりという印象を覆し、

実はここ数年トレーニー達にとっては、とても良い環境になっていることを示します。

 

たとえば、サラダチキンやブランパン、1個単位のゆでたまごなどがその証ですね。

そうした、コンビニで買えるちょっとしたタンパク源や栄養素の高い商品、

あるいは、買うべきでない商品について、商品名を明示してくれるので、

明日からでもすぐに実行でき、とても参考になります。

 

PFCを制するものがボディメイクを制する

PFCというと難しそうに聞こえますが、

 

  • P : Protein(タンパク質)
  • F : Fat(脂質)
  • C : Carbohydrate(炭水化物)

 

上記3つの頭文字を取っています。

このうち、筋トレ界でフィーチャーされるのは主にタンパク質です。

他の2つ(脂質と炭水化物)に至っては、体重を増加させる要因としてしばしば

槍玉に挙げられます。

 

ところが、岡田氏は、良い体になりたいなら、

Fat(脂質)とCarbohydrate(炭水化物)もProteinと同様にとらなければならないと言います。

 

詳しくは本を読んでもらえればわかるのですが、

岡田氏自身が1年間野菜を食べずに鶏の胸肉を食べていたときのエピソードを読めば、その理由がわかるはずです。(笑)

 

明日から実行できる食事メニューがたくさん

この本を読んでいて何よりもありがたかったのは、

巻末に、本文中に登場したコンビニ飯のリストが載っており、

それらを食べることで、あるいはアレンジすることで、どれだけのタンパク質や栄養素が取れるかが書いてあることです。

 

意識してやるのはなかなか面倒臭い食事管理ですが、

「コンビニで買うときは、この食品だけ買う」と決めていればとても楽ですよね。

おいしく食べる方法も具体的に記載されておりとても便利です。

 

ボディメイクに、筋トレと食トレの二つの要素が必要だとしたら、

この本を読むだけで、食トレについての基本的な知識と、すぐに実践できる具体的な商品名は知ることができます。

食トレで体を変える基本の1冊として、必携です。かなりオススメ。

 

ちなみに、岡田氏が書いている『筋肥大メソッド』と『除脂肪メソッド』は、
それぞれ筋肥大と除脂肪をフィーチャーした、こちらも教科書的な内容の読みやすい本です。
トレーニングと体について知りたいときは、こちらもオススメです。
発売から数年経っていますが、いまだに売れ続けているようですね。