こんにちは、マスラオです。
先日、日本におけるAmazonプライムの値上げが正式発表されました。
【Amazonプライム 年千円値上げ】https://t.co/eSWJE2sLFK
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 11, 2019
「Amazonプライム」が年間プランで4900円(税込)と、1000円値上げされ、月間プランは従来の400円(税込)が500円(同)に値上げされる。日本では初めての値上げとなる。
Amazonプライム、年間1000円値上げ、しかも値上げは即日適用です。
Amazonプライムの値上げの概要
値上げの概要
まずは、値下げ前と値上げ後の金額を見てみましょう。
変更前は、年会費が税込3900円、月会費が税込400円でしたが、
変更後は、年会費が税込4900円、月会費が税込500円になります。
年会費が1000円、月会費が100円の値上げになります。
5/17以降の請求から、新しい会費が請求されるようですね。
なぜ、値上げするのか
Amazonプライムを使っている人なら一度は思ったことがあると思います。
なぜ、こんなに安いんだろう?
そもそもサービス内容に対して、年会費が安すぎるのではないかという疑問です。
実際、Amazonプライムでは、他社が単体で提供しているような
動画・音楽の配信サービスも、サービスの一つとして定額で楽しめます。
たとえば、HuluやNetflixは、動画配信だけで月1000円ほどかかりますが、
Amazonなら、無料配送や音楽、書籍も含めて月400円でした。
この価格は、万国共通ではなく、日本が特別に安いようです。
各国のAmazonプライムの価格
各国のAmazon公式サイトから、月会費と年会費を調べてみました。
これによると、アメリカとイギリスが、年会費10000円超えでダントツで高いです。
次に、カナダ、フランスが6000円台で続き、
オーストラリア、イタリア、スペインが、日本と同水準の4000円台です。
値上げする前の、日本の年会費は3900円なので、
上の表にある国々と比べて、かなり安いことがわかります。
今回の値上げは、他国に価格水準を合わせるための値上げだと考えられます。
値上げしても加入し続ける価値はあるのか
他の国と比べると、まだまだ価格は低水準なものの、値上げは事実です。
年間で1000円多く払っても、Amazonプライムに入り続ける価値はあるのでしょうか。
意外と多いプライム特典
Amazonプライムに入っている人でも、
プライム特典を使いこなしている人は少ないと思います。
私自身、プライムビデオとお急ぎ便無料使用、たまに無料の本を読む程度ですが、
実はこんなに多くのサービスがあるんです。
Amazon Photosというストレージサービスは便利そうですね。
Prime Nowも一度使ったことがありますが、
注文したものが本当に2時間程度で届いて驚いた記憶があります。
お急ぎ便1回で元が取れる
以下はAmazonのお急ぎ便の料金です。
最も安い本州・四国の値段でも500円かかります。
Amazonプライムに加入すると、お急ぎ便がすべて無料になるので、
月に1回以上、Amazonで買い物する人であれば元が取れます。
私は、今回の値上げでプライムの解約はしないつもりです。
Amazonでの買い物はそれほど頻繁にはしませんが、
プライムビデオはたまに観るので、映画を借りに行ったり、
他の高い動画サービスに入ったりすることと比較すると、コスパが良いからです。
今後も値上げの可能性はあります
アメリカではちょくちょく値上げしている
2018年1月と6月にアメリカでAmazonプライムの値上げがありましたが、
これは、燃料費の高騰による物流費の上昇とみられています。
今回の日本の値上げは、他国の水準に合わせるためだと考えられますが、
日本でも、大手配送業者の待遇改善による物流費の上昇が今後見込まれます。
そのため、短期的にアメリカやイギリスの水準まで上昇はしないでしょうが、
数年に一回程度のペースで徐々に値段は上がっていくと思われます。
プライムStudentも値上げ
今回の、Amazonプライムの値上げと連動して、
学生限定でプライムのサービスが廉価で受けられるプライムStudentも値上げします。
こちらも、月会費は50円、年会費は550円値上げと、
アマゾンPrimeとほぼ同比率で値上げされています。
とはいえ、学生の場合、年会費・月会費ともに破格の安さなので、
普通のプライム以上に、加入にメリットがあることは間違いありません。