最近ひろゆきがよく本を出す理由を考えてみた

こんにちは、マスラオです。

最近ひろゆき氏の新刊を本屋でよく見かけます。

他にも、ホリエモンやメンタリストDaiGoなど、「バリバリ最先端」みたいな人の本が

めちゃくちゃ本屋で平積みされていますよね。

なぜ、最先端の彼らが本を出版するのか、その理由を考えてみました。

 

 

本はオールドメディアではない

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オールドメディアは存在しない

いわゆる「オールドメディア」と言われて思い浮かべるものは何でしょうか。

 

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などが、

パッと思い浮かんだのではないですか?

 

私の考えでは、「本」というのは、これらオールドメディアの中には入りません。

そもそも、テレビもラジオも新聞も雑誌も、

上で挙げたものすべて、オールドメディアではないと考えています。

 

これらのメディアは、ネット上で配信されるようになったり、

紙から電子化されたりと提供形態が変化しただけで、まだまだ現役ですよね。

「オールドメディア」ではなく、形態を変化させつつ生き残っているのです。

 

冒頭に挙げた3人の作者の著作も、紙と同様電子版も出版されています。

本を出版することは、時代の流れにも沿っています。

 

ひろゆきの最近の著作を調べてみた

 

出版年 書名
2017年 『無敵の思考 誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21』
2018年 『働き方 完全無双』
2018年 『論破力』
2019年 『このままだと、日本に未来はないよね。』
2019年 『自分は自分、バカはバカ。』

 

ひろゆき氏のここ3年の著作を並べてみました。

3年で5冊もの本を出版しています。

その前の15年間では、4冊のみなので、最近のハイペースぶりがわかります。

 

ちなみに、ホリエモンは、同じ期間に16冊もの本を出しています。(!)

DaiGoはもっと多く、ホリエモンと同程度以上の本を出版しているようです。

 

3人とも、ネット時代の寵児という感じがしますが、

これほどのハイペースで書籍を出版しているのは驚きです。

 

本はかなり儲かる、と思われる

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これだけのハイペースで本を出す理由として考えたのは、

「本は儲かるのではないか」ということ。まあ、当然ですよね。

 

まず、本の原価は紙とインクだけです。

あとは、作者の創造力と文章力と根気さえあれば、一冊の本が出来上がります。

 

編集・印刷・出版・流通にも様々な人が関わりはしますが、

書くだけなら、紙とペンがあれば誰でもできます。

 

ここから言えるのは、作者にかかる負担をできるだけ減らして、

何冊も出版できるようにすれば、印税がジャブジャブ入るのではということです。

 

印税はどのくらい入るのか

基本的には、本体金額の10%が印税として入ります。

「基本的には」と書いたのはそうではない人もいるからです。

 

たとえば、DaiGoの著作の印税は少し高めです。何でも、

「僕の本は売れるから、他よりもちょっと高めに設定してもらっている」とのこと。

出版社が必ず利益を出せるだけの売り上げが見込めるのであれば、

交渉次第で著者に入ってくる印税の割合を上げることも可能なようです。

 

ちなみに、そんなDaiGoの印税割合は16%

1000円の本が一冊売れたとき、普通だったら入ってくるのは100円ですが、

DaiGoの場合は160円入ってきます。その差は60円。

 

千部で6万円、1万部で60万円、10万部で600万円もの差になります。

なお、DaiGoの著作は数十万部売れるのも珍しくありません。 

 

有名作家の印税を見てみる

こうなってくると気になるのが、「本一冊で一体いくら印税が入るのか」です。

ジャンルごとに、有名作家の印税金額を試算してみました。

 

『ワンピース』67巻

・定価440円

・初版発行部数405万部

・印税:(440 × 0.1) × 4050000 = 1億6200万円 

 

『自分を操る超集中力』

・定価1500円

・発行部数20万部以上

・印税:(1500 × 0.16) × 200000 = 4800万円

 

『1Q84』(3冊合計)

・定価2900円

・発行部数300万部以上

・印税:(2900 × 0.1) × 3000000 = 8億7000万円

 

これだけの人気作家になると、本1冊で億単位を稼ぐことができるのですね。

1冊本を出版すれば、サラリーマンの生涯賃金が稼げてしまいます。

 

本の書き方を工夫すれば、少ない労力でさらに儲かる

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話を元に戻しましょう。

本は、ある程度売れれば、かなり儲かることはわかりました。

 

本を速く、多く出版するためには、

作者にかかる負担を少なくすることがキーになります。

 

冒頭で取り上げたひろゆき氏の本にはある特徴があります。

 

 自身の生放送でしゃべったことが、ほぼそのまま記載されていることです。

 

口述筆記は速いし簡単

そもそも本を1冊出版するには、大変な苦労があります。

主題を決め、章立てを決め、章ごとに文章を推敲し、

文体におかしいところがないかを確認します。

1冊書くのに、何年、何十年かける人も珍しくありません。

 

ところが、ひろゆき氏のように、話し言葉で本を書くとなったら話は別です。

章立てはもちろんありますが、基本的には自分が話したことを

その章立ての通りに振り分けていくだけです。

話し言葉なので、厳密な文体の修正もほぼ必要なく、細かな校正の労力もいりません。

これが、彼が、短い期間で何冊も本を出版できる理由です。

 

話し言葉っていうのは、例えば下のような感じです。

フランクですが、読者に作者が身近な人物であると印象付ける効果もありますね。

 

・(固い)日本に未来はない→(フランク)日本に未来はないよね

・(固い)それは絶対に不可能だ→(フランク)そんなの絶対に無理です

 

そうは言っても本を売るにはネームバリューがいる

ただし、このやり方をやって通用するのはネームバリューがある人だけです。

無名な人が、ひろゆきやホリエモンやDaiGoのような本を書いても絶対に売れません。

 

とはいえ、何の教訓も得られないかというとそうでもなく、

 

どんな形でもアウトプットを出したもの勝ち

 

これに尽きると思います。

 

多少内容が薄くても、誤字があっても、文体に揺れがあっても、

結局は本にして売った人だけが稼ぐことができます。

 

こだわりを捨ててみる

私は、以前まで、日本語の文章に「?」マークを使うのが嫌でした。

また、句読点をコンマ「,」とピリオド「.」で表現するのも気持ち悪かったです。

しかし、今は日本語の文章に「?」を使いますし(この記事でも使っています)、

コンマとピリオドが入った日本語を読んでも、嫌悪感は抱きません。

オフィシャルな文章でないのなら、好きなように書けば良いし、

好きなように読めば良いのです。

 

そもそも、ブログやTwitterで書く文章は文学ではないので、

一文字の誤字が筆者の信頼を大きく損なうことはありません。

  

こだわらなくて良いところはこだわらずにいきましょう。

間違いを指摘してくれる人がいたら、直せば良いのですから。

 

 

 

ひろゆきの著書については、こちらの記事もどうぞ

www.masurao-channel.com