こんにちは、マスラオです。
小島秀夫監督の最新作『DEATH STRANDING』 の発売日が発表されました。
美麗なグラフィックと謎の多いトレーラーで早くも話題沸騰中の本作ですが、
ゲームの登場人物を演じるキャスト陣も、映画顔負けの豪華さです。
ゲーム概要
タイトル:DEATH STRANDING(デス・ストランディング)
発売日:2019年11月8日
発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
開発元:コジマプロダクション
参考価格:7590円(通常版)
ストーリー
デスストランディングという現象により繋がりが分断され崩壊した世界。
サム・ポーター・ブリッジスは、そんな世界で人々のために、
アメリカを再建するため、「未来」を運ぶ任務に赴くのであった。
(Wikipediaを加筆・修正)
コジマプロダクション初のタイトル
『メタルギア』シリーズで知られる小島秀夫監督が、
コナミを退社し、「コジマプロダクション」を立ち上げてから初めての作品です。
コナミでは、最後の方は事実上の飼い殺し状態であり、
半ば喧嘩別れに近い形で退職を余儀なくされた小島監督ですが、
メタルギアブランドから解き放たれた氏の自由な発想による新作は、
世界中のゲームファンの待望の的となっています。
俳優陣がとにかく豪華
映画と異なり、実写ではないので、本人が演じたものが
直接画面に映るわけではありません。
「モーションキャプチャー 」という技術により、
俳優陣が演じた動きや、顔の表情などをCG化して取り込んでいます。
『DEATH STRANDING』の主要な登場人物を演じるのは、以下の方々です。
左が役名で、右が演じる俳優の名前です。
かなり、多国籍で、ハリウッドでも有名な俳優・監督が勢揃いしています。
・サム・ポーター・ブリッジス:ノーマン・リーダス
・クリフ:マッツ・ミケルセン
・デッドマン:ギレルモ・デル・トロ
・フラジャイル:レア・セドゥ
・アメリ:リンゼイ・ワグナー
・ヒッグス:トロイ・ベイカー
・ママー:マーガレット・クアリー
・ハートマン:ニコラス・ウィンディング・レフン
ノーマンリーダス
出身国:アメリカ合衆国
生年月日:1969年1月6日(50歳)
代表作:『処刑人Ⅱ』、『ウォーキング・デッド』
ドラマ『ウォーキング・デッド』のダリル・ディクソン役により世界的にブレイク。
渋みのある個性的な風貌と、ワイルドな演技で、多くの女性ファンを虜にしています。
プライベートでは、親の仕事の都合で、日本に住んでいたこともあるそうです。
小島監督とは、前作『P・T』(『サイレント・ヒルズ』)から一緒に仕事をしており、
今回の仕事は、発売されることなく終わった前作のリベンジと言えるでしょう。
マッツ・ミケルセン
出身国:デンマーク
生年月日:1965年11月22日(53歳)
代表作:『007 カジノロワイヤル』、『ドクター・ストレンジ』
「北欧の至宝」と呼ばれる、デンマーク出身の実力派です。
2004年の『キング・アーサー』でハリウッドに進出した後、
2006年の『007 カジノロワイヤル』の悪役ル・シッフル役で知名度を高めました。
2012年の『偽りなき者』で、カンヌ国際映画祭の男優賞を受賞した
人気・実力ともに最高峰の俳優の一人です。
ギレルモ・デル・トロ
出身国:メキシコ
生年月日:1964年10月9日(54歳)
代表作:『パシフィック・リム』、『シェイプ・オブ・ウォーター』
近年躍進目覚ましいメキシコ映画界の鬼才監督のうちの一人です。
特殊メイクを利用したファンタジーな世界観や、メカ好きなことで知られます。
『シェイプ・オブ・ウォーター』で、
2017年のアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞しました。
日本のアニメ・特撮・漫画に造詣が深いことでも知られ、
中でも押井守や永井豪などを尊敬していることを公言しています。
レア・セドゥ
出身国:フランス
生年月日:1985年7月1日(33歳)
代表作:『イングロリアス・バスターズ』、『007 スペクター』
個人的に、今回最も推したい女優です。
演技だけでなく、モデルとしてプラダの香水などの広告にも登場していますが、
美人すぎず、オーラが放たれる立ち居振る舞いが魅力的です。
『ミッドナイトインパリ』では、
出演時間こそ長くないものの、素朴な笑顔が強烈に印象に残りました。
人を引き込む魅力のある顔が特徴です。
ニコラス・ウィンディング・レフン
出身国:デンマーク
生年月日:1970年9月29日(48歳)
代表作:『ヴァルハラ・ライジング』、『ドライヴ』
デンマーク出身の映画監督です。
『プッシャー』三部作のヒットにより、デンマーク国内で高い評価を得ました。
ハリウッドで初監督した『ドライブ』では、ライアン・ゴズリングを主演に起用し、
2011年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞。
また、グッチのCMフィルムを担当し、ヴェネツィア国際映画祭で上映されています。
原色に近い派手な独特な色使いが特徴的な監督です。
今回は、小島監督との個人的親交から、俳優として友情出演することになりました。
小島監督の交友関係
改めて見てみると、小島監督の個人的な好みが遺憾無く発揮されたキャストですね。
特に、デルトロ監督やレフン監督など、俳優ではなく、
世界的に有名な映画監督まで出演させてしまうのは さすがです。
小島監督は、「スピルバーグのように自己プロデュースしている」と
以前どこかで言っていたと記憶しますが、
そうした自己プロデュースのおかげで世界的に名前が売れ、
著名な監督・俳優との交友関係が築けているのはさすがです。
今後も、『DEATH STRANDING』について追っていきます。