こんにちは、マスラオです。
ゲーム業界は、空前の「ミニ」ブームですね。
ミニファミコン、ミニスーファミ、ミニプレステ、そして『PCエンジン mini』。
今までの「ミニ」シリーズと違って、知らない人も多いであろう
『PCエンジン mini』の収録ソフトを紹介していきます。
ハード概要
・名称:PCエンジン mini
・発売日:未定
・価格:未定
・発売元:コナミデジタルエンタテインメント
PCエンジンは、もともとハドソンとNECの共同開発により、
任天堂のファミコンに対抗するため、1987年に発売されたゲーム機です。
当時としては、ゲーム機の常識を覆すほどの高性能であり、
1992年時点で、スーパーファミコンに次ぐ24.7%のシェアを占めていました。
リッチなグラフィックと音楽が特徴の凝ったゲームが多いハードです。
今回のmini発売で、初めての人はもちろん、
昔遊んだ人にとっても、貴重なゲームを再びプレイできる良い機会が到来しました。
収録されるタイトル
現在収録が決定しているタイトルは以下の6本。
今後、収録ソフトは、発売まで順次追加されていく予定です。
スーパースターソルジャー
1990年にハドソンが発売した、縦スクロールシューティングゲーム。
シンプルな操作で、スカッとした爽快感が味わえます。
純粋にシューティングゲームとしての完成度が高いのはもちろんですが、
決められた時間内にどれだけスコアを稼げるかを競う「キャラバンモード」が熱く、
テクニックと効率性を駆使しながら敵を倒す頭脳プレイも求められます。
ハドソンは、数多くのシューティングゲームを発売していますが、
『スーパースターソルジャー』は、初の公式世界大会が開かれたタイトルであり、
ハドソン製シューティングゲームの一つの完成形と言えます。
THE 功夫
「功夫」は「クンフー」と読みます。
ファミコンでは性能的に不可能な巨大キャラを画面上に映し出し、動かすことに成功。
PCエンジンの性能を見せつけるために開発されたようなソフトです。
ゲームは右スクロールで進んでいき、敵やボスを殴り倒すことで進んでいきます。
ただし、肝心のゲーム内容は、ゲームバランスも不安定で、
キャラクターの使い回しも多く、「クソゲー」と評価されることも多いです。
種類は少ないですが、BGMは素晴らしいです。
PC原人
名前の通り、PCエンジンを代表するアクションゲームです。
多彩なアクションと、コミカルなキャラクターたちで人気が高い作品で、
やや寂寥感のあるストーリーも魅力です。
『スーパーマリオブラザーズ』のような横スクロールアクションですが、
注目ポイントは、攻撃方法の面白さ。
マリオは敵を踏んづけるだけですが、
『PC原人』では、ジャンプした後に地面に向かって頭突きすることで敵を倒します。
グラフィックの鮮やかさなどは、ファミコンのゲームには引けをとりません。
ゲームの教科書があれば、間違いなくページが割かれるであろう作品です。
悪魔城ドラキュラX 血の輪廻
シモンとリヒターがスマブラに登場したことで、
一気に知名度をあげた「悪魔城ドラキュラ」シリーズ。
本作は、シリーズ第10作目であり、初めてCD-ROMで発売された作品でもあります。
大容量を活かしたグラフィックとサウンド、アニメーション、
そして、シモンの過去を描いた重厚なストーリーが人気を博しています。
ゲームのジャンルは、2Dの横スクロールアクション。
オーソドックスながら、高い完成度で、今尚ファンの多い作品です。
イースⅠ・Ⅱ
『イース』と『イースⅡ』は、様々な機種で発売されてきたRPGですが、
初のカップリングとなった本作『イースⅠ・Ⅱ』は、
数ある移植作品の中でも傑作と名高い一品です。
CD-ROMの大容量化により、グラフィックが大幅に強化されており、
さらに、ⅠからⅡの間でレベルを引き継げるようにしたことなどで、
プレイヤーへの親切さは高まりました。
『イースⅠ・Ⅱ完全版』が出るまで、長らく
「イース」シリーズの初めの一本としての役割を果たしてきました。
ドラクエやFFしかやったことのない人にもお勧めできる、
今プレイしても十分楽しめるRPGです。
ダンジョンエクスプローラー
「女神転生」、「ペルソナ」シリーズのアトラスが開発したアクションRPGです。
王様から指定されたダンジョンに赴き、ショットと魔法を駆使して
ダンジョンの奥まで進み、ボスを倒します。
マルチタップで五人まで同時に遊べることが売りの作品です。