こんにちは、マスラオです。
E3 2019で、『スマッシュブラザーズ SPECIAL』の追加キャラとして、
「勇者」と「バンジョーとカズーイ」が発表されました。
バンジョーとカズーイは、海外でも知名度が高く人気のある作品のため、
どちらかというと海外向けのキャラクターという感じがしますが、
ドラクエは、どうしても日本ローカルなイメージがあります。
今回は、勇者参戦を海外の人は実際のところどう見ているのかを調べてみました。
勇者参戦は納得できる?Twitterの反応
Twitterから、勇者参戦についてつぶやいている海外のアカウントを拾ってみました。
リュウ・ハヤブサは、スマブラの素晴らしいキャラクターになるだろう。
→完全に同意。ドラクエの勇者より、そっちを登場させるべきだ。
※リュウ・ハヤブサは、テクモが発売した『Ninja Gaiden』シリーズのキャラクター。
『Ninja Gaiden』シリーズは、海外で非常に人気があります。
任天堂:スマブラの新キャラとして勇者を公開
スマブラコミュニティーの半数:あなたが誰かさえ知らない
ドラクエの勇者がスマブラに参戦するのは印象的ではない。
すぎやまこういちの素晴らしい演奏は印象的だ。
勇者のスマブラ参戦を叩く人は、9月に出るドラクエ11(スイッチ版)をぜひプレイしてみてほしい。
スマブラに参加するゲームシリーズの中で、ドラクエはもっとも価値があると信じている。
→勇者は素晴らしいキャラクターのように見えるし、勇者参戦を叩く人は、ゲーム史におけるドラクエの重要性を理解していない。
デザインの観点から言って、私は勇者のスマブラ参戦に反対だ。
「私にとって」彼は退屈なキャラクターに感じる。
→同意だ。彼がスマブラに登場するのは許しがたい。
(海外のドラクエファン)
私は、私がここにいるただ一人のドラクエファンであることを保証する。
スマブラの勇者参戦にめちゃくちゃ興奮した。
勇者参戦について文句を言うのはやめにしないか?
スマブラは日本で作られたゲームだし、西洋人だけのものではない。
俺たちはバンジョーとカズーイを手にし、日本は勇者を手にした。
ドラクエを憎む奴らへ。いい加減勇者参戦を受け入れやがれ!
私は本当にドラクエシリーズが好きだし、勇者がスマブラに登場することは素晴らしいと思う。
ドラクエは、日本で最も人気のあるJRPGの一つだから、
今回の参戦は完全に理解できる。
→ドラクエは、「日本で最も人気のあるJRPGの一つ」ではない。
「日本で最も人気のJRPG」だ。
新しいドラクエの発売日は、日本では非公式の国民の休日となる。
勇者が次のDLCファイターであると発表された時↓
When The hero was revealed to be the next DLC character for smash bros https://t.co/Ghz7PtGCBp
— firemoon (@thefiremoon2) June 15, 2019
もう俺は悲しまない。
俺にできるのは、勇者参戦が発表された時の日本人の反応動画を観ることだけだ。
勇者参戦は本当にハッピーなことだと言わせて。
私は、スマブラforの頃から、ドラクエのキャラクターが参戦してほしかったの。
勇者が使えるようになったら、今後の人生で絶対に他のキャラクターは使わない。
俺が勇者参戦が嫌なただ一つの理由は、メインキャラクターを勇者に変えなきゃいけないことだ。
さあ、最近始めたドラクエ8をクリアしちまわないと。
ざっと見た感触では、
勇者参戦を心から喜んでいる人5%、全然嬉しくない人70%、
残りの25%くらいは、嬉しくないけど「決まったことに文句を言うな」的人でした。
日本では、バンジョーとカズーイよりも大きく受け止められただけに、
やはり、国内の反応と比べるとギャップがあるようです。
ドラクエは海外で売れている?
vgchartzのデータから、北米でのシリーズの売上を調べてみました。
※vgchartzの数字は、完全に正確な数字ではありません。
日本ではダブル・トリプルミリオン当たり前なのに対し、
北米では、ミリオン到達は一度もなく、最新作ドラクエ11の売れ行きも不調です。
8が一番売れているのは、FF12の体験版がついていたからだと思われます。
北米市場は、日本市場のおよそ3倍の市場規模なので、
市場におけるインパクトでいうと、
日本市場で数万本のタイトルが、北米市場におけるドラクエの立ち位置です。
「日本で人気のゲーム」ということで知っている人もいるかもしれませんが、
ゲームとして愛されているかというと、まだまだのようですね。
スクウェアエニックスは、ドラクエの海外展開について、
より力を入れていくはずなので、今後メジャータイトルになることを期待しましょう。