こんにちは、マスラオです。
thatgamecompanyの新作『Sky』の発売日が2019年7月18日に決定しました。
thatgamecompanyは、あの『風ノ旅ビト』のデベロッパーです。
ゲーム概要
◾︎タイトル:Sky: Children of the Light
◾︎対応ハード:iOS(Android, PC, 家庭用ゲーム機にも順次展開)
◾︎発売日:2019年7月18日
◾︎価格:フリープレイ
◾︎開発元:thatgamecompany
こちらからiOS版の予約ができます。
『Sky』は、『風ノ旅ビト』に似ている?
様々な点で、『風ノ旅ビト』との類似性が指摘できそうです。
キャラクターが似ている
どちらも黒い体に、目だけが白く輝いています。
ひらひらしたマントを身にまとっているところも似ていますね。
『風ノ旅ビト』のキャラクターの方がやや大柄に見えますが、
『Sky』の副題が、"Children of the Light"ということから、
『Sky』の方に出てくるキャラクターは、まだ子供なのかもしれません。
ゲームの舞台が似ている
どちらも天空都市のような場所を舞台に、キャラクターが飛び回ります。
『Sky』のトレーラーでは、大きな布でできた鳥のような存在も確認でき、
『風ノ旅ビト』における赤い布でできた龍のような生命体と重なります。
アクションが似ている
空を自由に舞うことができるのは当然のように一致しているとして、
細かい部分のアクションでも共通項を見いだすことができます。
たとえば、上の2枚の画像は、『Sky』と『風ノ旅ビト』それぞれで
砂(雪)の上でサーフィンをして滑り降りるようなアクションです。
『風ノ旅ビト』では、上記画像のステージは作品全体でも屈指の美しさでしたが、
ユーザーから好評を博したため、『Sky』でも取り入れたのかもしれません。
世界観の繋がりはある?
現時点では詳しい情報が出ていないためわかりませんが、
上で挙げた共通項から考えても、まったく無関係ということはないかと思います。
『風ノ旅ビト』の原題は、"Journey"ですが、
私は、"Journey"を、子供から大人になるための通過儀礼のようなものと考えています。
何もない砂漠の真ん中にポツンと置かれ、
そこから、自分が元暮らしていた山に戻れたら一人前の大人として認められる、
というような、一種の儀式のようなイメージです。
『Sky』は、そうした通過儀礼を行う前、まだ子供であるキャラクターたちが、
山で遊んでいるところを切り取った作品なのではないか、と妄想しています。
こうしたアート系の作品は、ゲームをプレイしてもすべてが説明されないため、
果たしてゲーム発売後に上記の謎が解けるのかはわかりませんが、
今の所は、世界観の繋がりはありそうだと考えています。
『Sky』ってどんなゲーム?
世界観の考察にばかり目が行きがちですが、
実際『Sky』とはどんなゲームなのでしょうか。
公式HPを読む限り、『風ノ旅ビト』とは随分異なるゲームシステムになりそうです。
『どうぶつの森』的なシステムになるか
たむろしたり、一緒に音楽を演奏したり、ベンチに座って眺めを楽しんだり、
飛び込みでジョインする他のコミュニティメンバーも自由に参加できます。
公式HPの説明文を読む限り、本作はマルチプレイを前提に設計されており、
舞台となる村(?)の中では、自由気ままに過ごせるようです。
『どうぶつの森』のような収集要素があるかはわかりませんが、
『風ノ旅ビト』のように、ウォークスルーでゲームを進めていくのではなく、
他プレイヤーとのコミュニケーションを楽しむことに主眼が置かれているようです。
随時アップデートにより、世界が広がる
今回のグローバルリリースは、ほんの始まりにすぎません。
『Sky』の王国は、これからも新しい冒険、物語の新しいアンソロジー、
そして新しいキャラクターを随時アップデートしていきます。
インタラクティブなテーマパークのように、
プレイヤーが解決すべき世界の謎や探検などの新要素を定期的にアップデートし、
世界をつくりあげていきます。
公式HPの説明によると、
今回のリリースで、『Sky』の世界が完結するわけではなく、
今後のアップデートでさらに世界が広がっていくようです。
この説明を読むと、『FF14』や『DQ10』の拡張パッケージのように、
オンラインゲーム的な楽しみ方ができるゲームになることが想像できます。
基本プレイは無料なので、昨今のマネタイズに偏したスマホゲーに対する
thatgamecompanyなりの回答が見られるかもしれません。
プレイしてみるしかなさそう
色々と書きましたが、『Sky』のゲームシステムに関しては不明点が多いです。
すでにリリースが間近に迫っているのにこの情報量の少なさなので、
意図的に情報を絞って、初体験の新鮮さを感じてもらう作戦かもしれません。
実際にプレイできる日も近いので、ゲームシステムに関してはやきもきせず、
プレイしてみて確かめるのが良さそうですね。
私も楽しみにしておきたいと思います。
※トレーラーはこちら。