こんにちは、マスラオです。
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド 』をプレイ中なのですが本当に面白いです。
ところで、多くのゲームファンと同じく、
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』が史上最高のゲームだと思っている私ですが、
「ブレスオブザワイルドは時のオカリナを超えた」と考える人もいるようです。
そんな人々に向けて、今一度『時のオカリナ』のすごさを伝えたいと思います。
『ブレスオブザワイルド』もスゴイですが、『時のオカリナ』はそれ以上にスゴイんです。
『時のオカリナ』は何がすごかったのか
オープンワールドの先駆けとなったのがスゴイ
3D時代の幕開けは、このゲームと『スーパーマリオ64』を抜きには語れません。
特筆すべきは、『時のオカリナ』がオープンワールドの先駆けとなったことです。
初代『ゼルダの伝説』も含め、日本製のオープンワールドゲームはありましたが、
N64発売以降の3D時代において、最初に広大なフィールドと
プレイにおける自由度を実現したのが、『時のオカリナ』です。
『時のオカリナ』が発売された翌年の1999年には、『シェンムー』が発売されますが、
『シェンムー』と比べると、『時のオカリナ』はマップの広がりに優位性があります。
街を細部まで作り込んだ『シェンムー』に対して、
広い世界を作った『時のオカリナ』は、3Dオープンワールドの基準になりました。
世界のリアリティがスゴイ
看板は剣の動きに合わせて切れ、投げたものは水に浮き、
釣りやレースやシューティングなどのミニゲームが世界各地でプレイでき、
ストーリーには関係しない貴重な武器や防具が眠っていて、
「どう楽しむかは自分次第」というコンセプトを初期に打ち出しました。
ゲームとして完成度が高いのはもちろんですが、
ゲームの世界にリアリティを持ち込み、
その後のトレンドを規定したという点において、『時のオカリナ』は価値があります。
操作性が完成されてるのがスゴイ
大抵、新システムを導入した第1作目は、実験的な作品になりがちですが、
『時のオカリナ』の場合は、3Dでの新しい操作性が違和感なく受け入れられました。
『時のオカリナ』の操作における新規性のうち、
有名なもので言うと、「Z注目」と「自動ジャンプ」が挙げられます。
Z注目とは、戦闘時にZボタンを押すと、自動的に照準が敵に合うというものですが、
これにより、細かく位置を調整しなくても、攻撃を当てるのが容易になりました。
ちなみに、Z注目は、以降の3Dゼルダシリーズすべてで受け継がれています。
また、自動ジャンプとは、
隙間があるところに向かって方向キーを倒す(=走る)と、
自動でジャンプしてくれるというものです。
ジャンプ専用の他ボタンを押さなくても、自動でジャンプしてくれるので、
ユーザーは複雑な操作から解放され、謎解きに専念できます。
古いゲームは、操作性やグラフィックでマイナスがつきがちですが、
『時のオカリナ』に限っては、非の打ち所がありません。
現在プレイしても古臭さを感じさせない要因の一つです。
ストーリーが斬新なのがスゴイ
展開は早く、ストーリーは時代をまたぐ特殊で野心的な構成になっています。
子供時代と大人時代を行き来しながら謎を解いていき、
その繰り返しで自然にストーリーが進んでいきます。
終盤はほぼ大人時代のリンクで過ごすことになりますが、
子供時代のリンクでないと解けない謎があったりと、
ストーリーと謎解きを違和感なくうまく調和させています。
『時のオカリナ』の評価は世界一?
世界中のゲームレビューを集計して平均点を出すサイトMetacriticで、
歴代のゲームの中で最もスコアが高いのが『時のオカリナ』です。
スコアは、単独トップの99点。
このスコアを超えるゲームはもちろん、並ぶゲームが出ることもないでしょう。
国内外のゲームデザイナーにも、『時のオカリナ』に最も影響を受けたと言う人は多く、
名実ともに、世界最高峰のゲームと言うことができるでしょう。
ゲーマーなら『時のオカリナ』は必修科目
ゲーム内容と、国際的な評価から、
『時のオカリナ』がなぜここまで高い評価を得ているのか見てきました。
しかし、すごさを知るのに最も良い方法は、実際にプレイすることです。
まだ、プレイしたことのない人はもちろん、
昔プレイして面白さがわからなかったという人も、
今一度、このゲーム史に残る傑作をプレイしてみてはいかがでしょうか。
プレイ後には、『時のオカリナ』がなければ『ブレスオブザワイルド』もなかったと
強く実感するはずです。