こんにちは、マスラオです。
先日、Switch Liteが発表されましたね。
3DSの次の携帯機はどうするのか、そもそも任天堂はまだ携帯機を作る気があるのか、
気になっていましたが、完全にSwitchに据置・携帯機能を両方担わせるようです。
ところで、Switch Lite発表の日、TwitterトレンドになぜかPS Vitaも入っていました。
つぶやきを見ると、Switch LiteとVitaの見た目が似ていると言う人が多く、
今になってVitaが再評価されているみたいです。
Vitaは、今後品薄が予想されるので、欲しい方は今のうちにゲットしておきましょう。
あわせて、Vitaのオススメソフトを5本紹介してみました。
PS Vitaはすでに全モデル出荷完了
PS Vitaには、2011年から2013年まで出荷されたPCH-1000シリーズと、
2013年以降に出荷されたPCH-2000シリーズの2種類がありますが、
上記いずれも、色違い含めすべて2019年3月1日で出荷終了しています。
2011年12月17日の発売開始からおよそ7年3ヶ月、
長命ではありませんが、販売が振るわなかった割に長く売った方でしょう。
なお、販売台数は、日本国内で564万台(2017年12月現在)、
世界トータルで、1610万台(2019年6月現在)とのことです。
ライバル3DSの販売台数は、日本国内で2518万台(2019年3月現在)、
世界トータルで、7508万台(2019年3月現在)なので、
PSP vs DSの戦いに引き続き、任天堂には苦渋を嘗めさせられた形となりました。
PS Vitaの新品を買う方法はある?
さて、出荷完了の報を聞いて焦っている方もいると思います。
果たして、今現在、PS Vitaの新品を買う方法はあるのでしょうか。
結論から言うと、すでにインターネット上の在庫は枯渇しています。
また、購入可能なサイトでも、定価での販売はまずありません。
公式サイトの販売ページはもちろんのこと、
楽天やヨドバシでもすでに取り扱いはありません。
Amazonでは購入可能ですが、定価の1.5倍程度の値段になっています。
ネット上で定価で新品を買える可能性はほぼゼロで、
あとはリアル店舗に残っている在庫に賭けるしかないでしょう。
この場合、東京のゲームショップよりも、地方の方が有利です。
今後も価値は上がり続ける
間違いなく、PS Vitaの価格は高騰し続けると思われます。
その理由は3つあります。
1. 携帯機から据置機へのゲームアーカイブス化は難しい
2. 売れなかった割に、ハードとしての出来は良い
3. ソニー最後の携帯機になる可能性が高い
1点目から順に説明すると、
まず、「携帯機→据置機」の移植の場合、「据置機→据置機」より手間がかかります。
特にVitaの場合、画面・背面タッチパネルの使用など据置機と操作感が違う点が多く、
移植の手間を嫌って、ゲームアーカイブス化がされない可能性が高いです。
2点目についてですが、
Vitaは、販売台数は振るいませんでしたが、評判が悪かったわけではありません。
むしろ、2つのアナログスティックや、携帯機に似つかわしくないグラフィックなど、
ソニーの技術がふんだんに散りばめられた高品質なガジェットです。
そして、3点目は予想になりますが、任天堂もソニーも据置機にシフトしていきます。
任天堂は、Switchに据置と携帯の両方の機能をもたせましたが、
過去2回の携帯機での「敗戦」を考えると、ソニーは据置1本で行く可能性が濃厚です。
そう考えると、「最後のソニー製携帯機」としてプレミア化する可能性が高いです。
Vitaのおすすめソフト5選
Vitaの希少性とプレミア化についてご理解いただけたところで、
ここからは実際にプレイして面白かったVitaソフト5本を紹介します。
どれもVitaでプレイする価値のある傑作です。
GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動
◾︎タイトル:GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動
◾︎発売日:2012年2月9日
◾︎ジャンル:アクションアドベンチャー
◾︎開発元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
「SIREN」シリーズの外山圭一郎さん、佐藤直子さんの手になる新作IPです。
二人が得意としていたホラージャンルから離れ、
携帯機初の本格オープンワールドゲームとして登場しました。
もともとVitaのローンチタイトルとして開発されていたことや、
ファーストパーティーから初期に発売されたタイトルということもあり、
Vitaのハード特性を存分に使った野心的なタイトルになっています。
美しいヘキサヴィルの街並み、重力を自在に操る爽快感、
バラエティーに富むステージ、シナリオ進行のテンポの良さなど、
ゲーム作りのお手本のような、1作目ですでに完成されているタイトルです。
ペルソナ4 ザ・ゴールデン
◾︎タイトル:ペルソナ4 ザ・ゴールデン
◾︎発売日:2012年6月14日
◾︎ジャンル:RPG
◾︎開発元:アトラス
2008年にPS2で発売された『ペルソナ4』のリメイクです。
今、『ペルソナ4』をプレイするなら、このバージョンが一番でしょう。
ゲームバランスの改善や、ロード時間の短縮などにより、遊びやすくなっています。
都会を舞台にした『ペルソナ5』から入ったユーザーも、
田舎を舞台にした『ペルソナ4』では、異なる楽しさを見出すことができるはずです。
アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり
◾︎タイトル:アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり
◾︎発売日:2011年12月17日
◾︎ジャンル:アクションアドベンチャー
◾︎開発元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
Vitaのローンチソフトとして発売されたタイトルです。
開発は、据置機版を主に開発しているノーティードッグではありませんが、
それでもシリーズ特有の高精細なグラフィックは健在です。
ちなみに、Vitaの中でも、初期に発売されたPCH-1000シリーズは、
後から発売されたPCH-2000シリーズと異なり、有機ELパネルを採用しています。
有機ELの画面で、このタイトルをプレイした時の感動は今でも忘れられません。
「携帯機でここまでのグラフィックが実現できるのか!」と驚きました。
Minecraft:PlayStation Vita Edition
◾︎タイトル:Minecraft:PlayStation Vita Edition
◾︎発売日:2015年3月19日
◾︎ジャンル:サンドボックス
◾︎開発元:Mojang AB
テトリスを超え、世界一売れたゲームになった『マインクラフト』のVita版です。
特徴は、PS3・PS4版の『マインクラフト』とのクロスセーブに対応している点です。
家で遊んだデータをPS3・4でセーブすれば、
外に出てもVita版で続きができるという便利なシステムになっています。
『マインクラフト』はどうしても長時間プレイしてしまうゲームなので、
テレビの前でずっとプレイするのは身体的にも辛いですが、
Vita版ならゴロンと横になってもプレイできるので楽ですね。
レイマン オリジン
◾︎タイトル:レイマン オリジン
◾︎発売日:2012年4月12日
◾︎ジャンル:横スクロールアクション
◾︎開発元:UBIソフト
私がマリオの次にハマった横スクロールアクションです。
フランスのUBIソフト製作の歴史あるタイトルですが、
新作の内容は常にチャレンジングで、ユーザーを飽きさせません。
『レイマン オリジン』は、オーソドックスな横スクロールアクションですが、
マリオよりもゲームスピードが速く、ステージを疾走する爽快感が得られます。
ヨッシーもカービィも、レイマンほどはハマりませんでした。
AAAタイトルがひしめく現代で、2D横スクロールに飢えるゲーマーにオススメです。
一家に一台PS Vita
とりあえず、現在Vitaを持っている人は、大切に持っておきましょう。
ソニー製品は精密機器なので、振動や埃、水等にかなり弱いです。
過去のゲームをプレイしたくなった時に、「壊れていた」では悲しすぎるので、
きちんと綺麗な状態で保管できるところに置いておきましょう。
※PS2が壊れていて、中古のPS2を定価で買うことになったエントリはこちら↓。