『スマブラSP』参戦で、日本でも俄かに知名度アップのバンカズですが、
原作シリーズを、今この令和の時代にプレイする方法があるのでしょうか。
個人的には、より多くの人にプレイしてほしい作品なので、
できる限り現行ハードでプレイできる方法を探してみました。
メインシリーズは3作品
まず、バンカズシリーズは、64で発売された2作品と、Xbox360で発売された1作品が
一応「メインシリーズ」とみなされるタイトルになっているかと思います。
◾︎タイトル:バンジョーとカズーイの大冒険
◾︎対応ハード:ニンテンドー64
◾︎発売日:1998年12月6日
◾︎ジャンル:アクションアドベンチャー
◾︎タイトル:バンジョーとカズーイの大冒険2
◾︎対応ハード:ニンテンドー64
◾︎発売日:2000年11月27日
◾︎ジャンル:アクションアドベンチャー
◾︎タイトル:バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦
◾︎対応ハード:Xbox360
◾︎発売日:2008年12月11日
◾︎ジャンル:アクション
海外のみで発売されたGBAの『バンジョーとカズーイの大冒険 グランティの復讐』や、
同じくGBAの『バンジョーパイロット』などの番外編作品もありますが、
日本では思い入れのある人も少ないと思うので、今回は対象外とします。
現行ハードでは、「XboxOne」のみプレイ可能
結論から言うと、上記3作品を現行ハードでプレイしようと思った場合、
すべてプレイできるのはXboxOneのみです。
以前の記事でも紹介したように、2002年にレア社がマイクロソフト傘下に入って以降、
一部タイトルをのぞくレア社タイトルの版権はマイクロソフトが保持しています。
そのため、今後もレア社がマイクロソフト傘下に居続ける限り、
マイクロソフトハードでしか、バンカズはプレイできないことになります。
XboxOne『レアリプレイ』でレア社の名作タイトルをプレイ可能
レア社の往年の名作を一つのパッケージにまとめた『レアリプレイ』というソフトがXboxOneで発売されています。
◾︎タイトル:Rare Replay
◾︎対応ハード:XboxOne
◾︎発売日:2015年8月6日
Amazonから日本版が購入できます。
ちなみに、バンカズ以外にもかなりの作品が収録されています。
収録タイトルは以下の通り。(Wikipediaより)
※太字のタイトルは日本語版収録
◼︎1983年発売
・Jetpac
・Lunar Jetman
・Atic Atac
◼︎1984年発売
・Sabre Wulf
・Underwurlde
・ナイト・ロアー
◼︎1985年発売
・Gunfright
◼︎1986年発売
・Slalom
◼︎1987年発売
・R.C. Pro-Am
◼︎1989年発売
・Cobra Triangle
◼︎1990年発売
・Snake Rattle 'n' Roll
・Solar Jetman
・Digger T. Rock
◼︎1991年発売
・バトルトード
◼︎1992年発売
・R.C. Pro-Am II
◼︎1994年発売
・Battletoads Arcade
◼︎1996年発売
・Killer Instinct Gold
◼︎1997年発売
・ブラストドーザー
◼︎1998年発売
・バンジョーとカズーイの大冒険
◼︎1999年発売
・Jet Force Gemini(スターツインズ)
◼︎2000年発売
・Perfect Dark(パーフェクトダーク)
・バンジョーとカズーイの大冒険2
◼︎2001年発売
・Conker's Bad Fur Day
◼︎2003年発売
・グーリーズ 〜Grabbed by the Ghoulies〜
◼︎2005年発売
・カメオ:エレメンツ オブ パワー
・パーフェクトダーク ゼロ
◼︎2006年発売
・あつまれ!ピニャータ
◼︎2007年発売
・Jetpac Refuelled
◼︎2008年発売
・あつまれ!ピニャータ2:ガーデンの大ぴんち
・バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦
あまり、日本では馴染みのないタイトルも見受けられますが、
一方で、64時代の名作や、Xbox360で発売された佳作もかなり収録されています。
日本で人気の高いシリーズとしては、バンカズシリーズのほか、
『ブラストドーザー』や『ピニャータ』、『パーフェクトダーク』などでしょうか。
このあたりのタイトルは、日本語版も収録されています。
5000円程度で、これだけのタイトルが遊べるのは結構お得だと思います。
Xbox360でもダウンロード版がプレイ可能
XboxOneを持っている方はそんなに多くないと思うので、
まだ持っている人が多そうなXbox360でもプレイ可能ということをお伝えしておきます。
Xbox360では、バンカズ1・2のどちらも、XboxLiveからダウンロードしてプレイ可能です。
価格も各1500円くらいで、さらにお試し版もあります。
バンカズだけプレイしたい方は、こちらのダウンロード版がおすすめです。
もちろん、Xbox360のタイトルである『ガレージ大作戦』もプレイできます。
任天堂ハードではプレイできないのか
残念ながらプレイできる可能性は低いと考えた方が良さそうです。
先にお伝えした通り、そもそも版権を任天堂が持っていない上に、
今後もレア社が任天堂に移籍する可能性が高くないからです。
そもそも、Switchでバンカズを遊べるようにするなら、
『スマブラSP』参戦発表時点で、そちらも発表していたような気もします。
あれだけタイトル豊富だった64のバーチャルコンソールにも結局登場しなかったので、
今後も登場しないと考えたおいた方が良いでしょう。
バンカズのスタッフが作った新作『ユーカレイリー』もおすすめ
バンカズシリーズのオリジナルスタッフが、
キックスターターで開発資金を集めて作った『ユーカレイリー』という作品が発売されています。
こちらは、国内ではSwitch独占で販売されています。
この作品は、バンカズのスタッフが、「バンカズライクなゲームを作りたい!」という動機から制作したゲームで、
主人公の二人、カメレオンのユーカとコウモリのレイリーが、
どことなくバンジョーとカズーイを彷彿とさせます。
海外だけでなく、国内でも高い評価を受けている作品であり、
バンカズファンなら必ず楽しめるはずなので、ぜひプレイしてみてください。
『ユーカレイリー』の公式サイトはこちら