かねてより噂されてきたPS5がいよいよ公式で発表されました。
発売時期は2020年末。すでに二つの新要素が公表されています。
「プレイステーション 5」 2020年の年末商戦期に発売。https://t.co/4WFOWIVMfi#PS5 pic.twitter.com/2x5geZhnqB
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) October 8, 2019
【ついに】「PS5」発売決定!PS4の互換も予定https://t.co/YGQiU1zsus
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 8, 2019
カスタムSSD搭載でロード時間が“過去のもの”に。また、「PS4」のタイトルとの互換性実現に向けた設計になっているという。来年の年末商戦期に発売予定。
PS5の発売日情報
◼︎正式名称:PlayStation5
◼︎発売時期:2020年 年末商戦期(PS blogより)
現時点では、2020年の年末商戦期ということしかわかっていません。
アメリカのクリスマス商戦に合わせるのなら、北米での発売は11月になるでしょう。
日本での発売も同時期になると見込まれますが、
PS4のように、北米の3ヶ月遅れということも可能性としてはあるかもしれません。
※PS4の発売日は、アメリカが2013年11月29日、日本が2014年2月22日です。
このときは、日本のファンから「ユーザー軽視だ」と顰蹙を買いました。
日本での発売も、できるだけ早くしてほしいですね !
PS5に搭載される新要素
現在判明しているハード面でのイノベーションは以下の2点です。
1. ハプティック技術の採用
ハプティック技術とは、端的に言うと「振動」技術のことです。
N64の振動パックやPSのデュアルショック以降、据置型ゲーム機の標準装備となった振動機能ですが、PS5では、より繊細な振動表現が可能なようです。
例えば、レース中に車が壁にぶつかる感覚と、フットボールで相手にタックルする時の感覚では全く異なったものになるでしょう。草原を駆け抜け、泥の中を這う感覚さえも味わうことができるのです。
振動の強弱や、間隔の操作などにより、ユーザーの没入感を高めることができます。
2. アダプティブトリガーの導入
L2・R2ボタンに、アダプティブトリガーと呼ばれる新機構を導入します。
どういうことかというと、ユーザーがゲーム内で取るアクションに応じて、
L2・R2ボタンの抵抗力を変えることができるようです。
例えば、弓をキリキリと引き絞る感覚や、ゴツゴツとした岩場の地形でオフロードの車を一気に加速させる時の感覚が、より鮮明に再現できるようになります。
パワーのいるアクションでは抵抗力が強く、軽いアクションでは抵抗力が小さくなるイメージでしょうか。
ハプティック技術と合わせれば、よりリアルなゲーム体験ができそうです。
PS4との互換性はあるのか
現在のところ、PS4との互換性を持った設計になっているようです。
PS3以前のハードとの互換性は不明ですが、おそらくないでしょう。
なお、PS3は、初期モデルではPS1・2との互換性を持っていましたが、
続くモデルでは、後方互換はすべて廃止になりました。
PS5も、初期モデルだけ互換性が担保される可能性を考慮しておきましょう。
その他の進化点
WIREDメディアのインタビューでPS5のスペックに関する質疑応答が行われています。
・8Kグラフィックをサポート
・物理メディア採用で、PS4&PS VRと互換性あり
・HDDではなく、新世代機用のSSDを採用
・PS4 Proで15秒かかったファストトラベルが0.8秒
まず、PS4 Proで4K映像までサポートしていましたが、PS5では8Kになります。
また、ダウンロード販売専用機にはならず、きちんとBlu-rayディスクでソフトは販売されるとのこと。
さらに、SSDを採用しているため、ロード時間が非常に速くなり、
PS4で15秒かかっていたファストトラベルの時間が、わずか0.8秒に短縮されるようです。
ゲームのスペックが高くなるほど、ロード時間が伸びる傾向にあったので、これは嬉しい進化ですね。