2019年11月8日発売のPS4用ソフト『DEATH STRANDING』の海外レビューをまとめました。
・Gaming Age:A+(最高)
今年は、フロムソフトウェアの『Sekiro』、Obsidianの『Outer Worlds』『Borderlands』、そして『Kingdom Hearts』などが発売され、Game of the Yearはすでに混戦状態だ。
しかし、『Death Stranding』は、間違いなく現代のゲームの最前線に立っており、Game of the Yearの真の候補と言える。
・The Sixth Axis(TSA):10/10
『Death Stranding』は、私が今までプレイしたことのないものだ。
美しく、心を揺さぶり、心を痛め、イライラし、壮大で、驚くべきゲーム、そしてほとんど頭がおかしい。[中略]
『Death Stranding』は、単なるGame of The Yearの候補にとどまらず、Game of The Generationの候補でもある。
・Gaming Nexus:9.5
Death Strandingとは、孤独を終わらせることである。
『Death Stranding』では、それがとても優雅に描かれており、ここで表現されているよりもうまく表現することは想像できない。
・GameSpot:9/10
・Guardian:★★★★☆
最近のインタビューで、『マッドマックス』の監督であるジョージ・ミラーは、『Death Stranding』について、今の時代には急進的すぎると指摘した。曰く「人々が受け入れない危険がある」と。[中略]
それでも、この妥協なき、芸術的意図から発された作品は、2019年のもっとも興味深い大作ゲームだ。
・IGN:6.8/10
『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』や『レッドデッドリデンプション2』など、近年発売された象徴的なゲームは、リアリズムの硬直性と純粋な現実逃避の爽快感の境界線をうまく切り抜けた。
『Death Stranding』は、「転ぶ主人公」のように、それらのゲームと同様の高い野心と無数の独創的なアイデアを持っているにもかかわらず、リアリズムと爽快感のバランスを正しく保つことができていない。
壮大なマップ全体で楽しめる魅力的で超自然的なSFの世界があるのに、旅の過程で体重バランスを適切に維持するのに苦労するゲームプレイのバックボーンにすべて気をとられるのは本当に残念だ。
軒並み高評価で、Game of The Yearの有力候補として挙げているところが多いです。
特に評価されているのは、フォトリアルなグラフィック、既存のゲームの「移動」の概念を変える斬新なゲームプレイ、そしてストーリーの作家性です。
反対に、マイナスポイントとして挙げられている点は、ゲームが冗長な点、ゲームプレイのストレスです。特に、このゲームの根幹をなす「移動」については、評価が高いレビューであっても賛否両論という感じでした。
ちなみに、レビューサイトの平均点をだすmetacriticsでは、現在(11/4時点)のスコアが84点。少なくとも良ゲーム以上であることは間違いなさそうです。