Playstation公式ブログで募集されていた、「Game of the Decade」(ここ10年で最高のゲーム)のユーザー投票結果が公開されました。
このアンケートでは、過去10年間にPlaystationハードで発売されたゲームタイトルの中から数十作品をピックアップし、ユーザーによる投票方式によって、トップ20を決めています。
一体どんなゲームが選ばれたのでしょうか。
- ブロンズトロフィー(4位):グランドセフトオート5
- シルバートロフィー(3位):ウィッチャー3 ワイルドハント
- ゴールドトロフィー(2位):ゴッド・オブ・ウォー
- プラチナトロフィー(1位):The Last of Us
- 全体の順位
ブロンズトロフィー(4位):グランドセフトオート5
◾︎タイトル:グランドセフトオート5
◾︎対応ハード:PS3、Xbox 360
◾︎ジャンル:アクションアドベンチャー
◾︎発売日:2013年10月10日
◾︎開発元:ロックスターゲームス
第4位に輝いたのは、2013年発売のロックスターゲームスによるオープンワールドアクションアドベンチャー『グランドセフトオート5』です。
未だに年間300万本以上を売り上げ、各プラットフォームを合わせた販売本数は6000万本超、出荷本数は1億本超というモンスタータイトルです。
現在の『GTA5』は、同梱の『GTAオンライン』で収益の大部分を挙げていると言われており、その額は年間数百億円にも上るとのこと。
個人的には、『GTA5』がこれだけ売れてしまうと、『GTA6』がさらに遠のくので、そろそろこの勢いも減速してほしいなと思う今日この頃です。
シルバートロフィー(3位):ウィッチャー3 ワイルドハント
◾︎タイトル:ウィッチャー3 ワイルドハント
◾︎対応ハード:PS4、Xbox One、PC
◾︎ジャンル:アクションRPG
◾︎発売日:2015年5月21日
◾︎開発元:CD Projekt
3位は、ポーランドのゲーム会社「CD Projekt」によって開発されたオープンワールドアクションRPG『ウィッチャー3 ワイルドハント』です。
『ウィッチャー1』、『2』から続くゲラルトの物語ですが、初めてPSプラットフォームで発売されたこともあり、シリーズ初プレイのゲーマーにとっても、プレイしやすいタイトルとなっています。
世界では、PS4、Xbox Oneあわせて1000万本弱を売り上げており、2019年10月にはSwitch向けパッケージとしても発売されています。
開発元であるCD Projektは、『Cyberpunk 2077』の発売も控えており、 今ノリに乗っているデベロッパーですが、一般のゲーマーに広く認知されたのは本作からでしょう。
ゴールドトロフィー(2位):ゴッド・オブ・ウォー
◾︎タイトル:ゴッド・オブ・ウォー
◾︎対応ハード:PS4
◾︎ジャンル:アクションアドベンチャー
◾︎発売日:2018年4月20日
◾︎開発元:SCEサンタモニカスタジオ
2018年に発売された『ゴッド・オブ・ウォー』は、サンタモニカスタジオ肝いりの作品であり、ファーストタイトルとして、細部へのこだわりが遺憾無く発揮されています。
2005年に発売された第1作から13年の時を経て発売された最新作は、シリーズ未経験でも楽しめる現代風アクションアドベンチャーに進化しています。
こちらのタイトルも、全世界で1000万本弱を出荷しており、内容面については、『The Last of Us』でも達成できなかった、三大GOTYすべてを受賞した作品の一つです。
プラチナトロフィー(1位):The Last of Us
◾︎タイトル:The Last of Us
◾︎対応ハード:PS3
◾︎ジャンル:サバイバルアクション
◾︎発売日:2013年6月20日
◾︎開発元:Naughty dog
何と言っても、ここ10年のSIEで最高のゲームとして挙げられるのは、「アンチャーテッド」シリーズで知られるNaughty dogの新規IP『The Last of Us』です。
大手ゲーム情報サイト「gamesradar+」のGame of the Decadeランキングでも1位に選出されており、PSプラットフォームで発売されたゲームの中だけでなく、ゲーム業界全体の中でも傑出した作品です。
2020年に発売される2も、予定された傑作として、世界中で待望されています。
全体の順位
1位から4位までを含めた全体の順位は以下の通りです。
1位:The Last of Us
2位:ゴッド・オブ・ウォー
3位:ウィッチャー3 ワイルドハント
4位:グランドセフトオート5
5位:レッドデッドリデンプション2
6位:スカイリム
7位:Horizon Zero dawn
8位:ブラッドボーン
9位:アンチャーテッド4 海賊王と最後の秘宝
10位:Marvel's Spider-Man
11位:ペルソナ5
12位:ダークソウル
13位:Call of Duty:Black Ops 2
14位:ニーア:オートマタ
15位:デス・ストランディング
16位:レッドデッドリデンプション
17位:マスエフェクト2
18位:フォートナイト
19位:バットマン:アーカムシティ
20位:バイオハザード:Re2
ファーストパーティ、サードパーティともに、やはりAAAタイトルが並んでいます。
注目ポイントとしては、『MGS5 PP』が入らずに、『デスストランディング』が入った点です。
個人的な好みは『デスストランディング』なのですが、評価も販売本数も『MGS5 PP』の方が高いので、ランキング上は『MGS5』が上にくると思っていました。
『バイオハザード:Re2』が入っていることからも、直近に発売されたゲームの方が印象に残っているというところでしょうか。
また、海外の大型タイトルが並ぶ中でも、『ペルソナ5』や、『ニーア』など、日本独自のタイトルがランキングに入っているのも嬉しいですね。